takabailandoのブログ

I hope this is like TEDxMe+: ranging from numeric programming to business value proposition.

これからの履歴書を考えてみた

先日ふと「そういえばここ数年紙媒体での履歴書・職務経歴書って印刷したことないなぁ」と思い、「それでも足りるんならこれからの就職ってどうすればいいのかな」と考えたわけです。

 新卒採用に特化した事情は疎いのですが、確実に言えるのは、これからは自分で自分をマーケティングしていくことが大切ということ。それはボランティア活動をしながら通常の大学生活では得られない経験を面接官に伝えられたり、ブログなどを使って個のスキルと人となりを宣伝したり、様々です。で、ふと思ったのはではそういう一味変わった就職活動・転職活動サイトってあるかな?と思ったんです。リクナビ、ビズリーチ、リンクトインなど様々な転職サービスは存在していますが、自分をマーケティングするプラットフォームは見当たりません。

 で、私なりに結論づけると、ブログ+about.me+githubの組合せを使えば、結構採用側も求職側も幸せになれだろぉぉぉ、ってことです。まず、履歴書や職務経歴書でつらつら書いていても埒があきません。ここはいっそのことブログを通じて自分の言葉で自分がどういう人間かを伝えればいい。採用側はそのブログを通じて応募者の人となりを前もって理解することが可能になるので、数十分の面接だけで応募者を理解することが難しいので情報収集コストが低くなるわけです。

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 次に、about.meという自分専用のプロモーションサービスがあります。FacebookTwitterと連動可能で、個の声や作品ポートフォリオを一元管理・アピールすることが可能です。いわゆるウェブ版名刺って感じでしょうか?名刺をくばりまくるよりはクールでエコな気がします。

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  最後にgithub。これはエンジニアよりの話になるかもしれません。githubは簡単にいうと自分のコンピュータープログラムや出版原稿などのバージョン管理・グループ間管理をするサービスです。私個人の採用する側の経験として、面接や書類のみで採用の是非を決めるよりは、実際のプログラミングや文章を読むことで応募者の課題への対応方法が理解できると考えています。私は、コンピュータープログラムというのはプログラマーの頭の中・課題解決へのアプローチを端的に表現していると思っています。なので、面接で実際にコードを書いてもらったり、こういうコードを用意してもらって、説明して頂くほうが無駄が省けるんじゃないでしょうか。

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 やはり、これからの採用は、採用側も応募側もデジタルの力を使って無駄を省くことが可能だと思います。人材採用においてさけるべきコストは、採用した後で解雇しなくてはいけなくなる場合の管理・心理コストです。百聞は一見にしかずというように、応募者の作品や人となりを身近に理解できるプラットフォームがあれば助かるのにな!と感ゲル今日この頃です。